捕獲機の中での出産!
- いちはら地域ネコの会
- 2019年4月5日
- 読了時間: 2分
3月13日、お腹の大きいママ猫をやっとの思いで捕獲し、
手術するために待機していたメス猫が14日の朝、捕獲機の中で出産
2匹共、死産でした。私のショックが大きく何をするために、この活動を
して来たのかと思うと悲しやらやるせない気持ちでいっぱいでした。
庭に小さな亡骸をそっと埋めてあげました。先生に相談して手術は1週間
延ばすことにしました。ところがびっくり17日の朝に餌をやろうと見た
ら、また2匹を出産していました。今度は子猫が泣きながらママのおっぱいを
飲んでいました。捕獲機のままではかわいそうだと思い、メンバーの方の
ネコ小屋に放して子育てしてもらおうと思い放しましたが、今度はママ猫は
子供に見向きもせず、時間ばかり経ってしまい考えたあげくに、ママから離す
決心をして子猫だけを助けました。もう2匹共冷たくなって虫の息でした。
一生懸命温めてあげ、ミルクを飲ませましたが、1匹はその夜亡くなりました。
残る1匹を何としても助けたくて2時間おきにミルク、排泄とお世話して来ました。
私達の経験から、1週間ちょっとすれば目が開くものと思っていましたが、
10日経っても、2週間過ぎても目が開かなくて心配しました。ネットで調べたら
どうやらこの子は未熟児で発達が遅いことが分かりました。4月1日新元号が
発表の日です。目に変化が現れました。少し目が光って見えました。それから4~5日
やっと目が開いたのです。嬉しくて涙が止まりませんでした。
自分の子育ての時よりも思いが強く、もしこの子の目が開かなったら家で面倒を見ようと
考えていました。お腹の大きいママ猫を見ると、ちょっとトラウマになっています。
新年度も頑張って不幸な外猫ちゃんのTNRに頑張りたいと思います。
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